お金を借りるとしても、借入先となる金融機関の選択は重要です。しかし、あまりにも多くの金融機関が存在しており、その選択は容易ではありあません。
また、借金の態様にも様々な形が存在しており、どのような形で借りるのがお得なのか、イマイチよく分かりません。
「信販系カードローン」だとか、「レディースキャッシング」など、一度は耳にしたことがあり、なんとなく想像はつくものの、具体的な利用条件やその特徴は何なのかはよく知らない、といった方も少なくないでしょう。
また、『そもそも、「キャッシング」と「カードローン」は何が違うのか…。』といった疑問まで生じます。
そこで、このような疑問に応えるべく、借入先や借入形態について、これからご説明していきたいと思います。
というのも、多重債務に陥らないためには、キャッシングについての正確な知識をまず身に着けることが必要だからです。
そこで、今回ご説明するのは、キャッシングの種類についてです。
というのも、みなさんは「○○系カードローン」といったような、「〜系」というキャッシングの種類を聞かれたことがあるかと思います。
この種類分けには、「銀行系」、「消費者金融系」、「信販系」の3つがあり、それぞれに特徴があります。
(1) 銀行系キャッシングについて
銀行が運営する会社が行うキャッシングで、三菱東京UFJ銀行系が運営する「モビット」や、三井住友銀行系が運営する「アットローン」などが代表的です。
利用限度額が高額で、低金利(※〜15%程度)で借りられるのが特徴です。
総量規制の対象外で、年収制限がなく、なにより信頼性が高いため、利用しやすくなっています。
ただ、銀行系キャッシングを利用する際には、申込み先銀行と保証会社による審査があり、審査も時間がかかる点に、注意が必要です。
また、総量規制の対象外で、金利も低いため、借りすぎにも注意が必要です。
最近では、大手の銀行に加え、都市銀行や地方銀行も取扱いを始めており、地方でも利用しやすくなっています。
(2) 消費者金融系キャッシングについて
消費者向けに小口融資を専門に行っている消費者金融が運営するキャッシングで、「アイフル」や「アコム」、「レイク」などが代表的です。
ただ、金融再編により、銀行と消費者金融が提携している場合があり、アコム(三菱東京UFJ銀行系)や、プロミス(三井住友銀行系)などは銀行系に分類される場合もあります。
消費者金融系は、少額融資で高金利(※18%前後)であるのが特徴です。
消費者金融系は、審査時間が短く、即日融資の業者も少なくないため、スピーディーな利用を望む消費者に広く利用されています。
(3) 信販系キャッシングについて
信販会社が運営するキャッシングで、「オリックス」や「JCB」などが代表的です。
信販会社が運営するため、「クレジットカード系」とも言われています。
利用限度額は、銀行系と消費者金融系の間ぐらいで、金利は18%前後です。
ショッピングとキャッシングが1枚でできる使い勝手の良さから、広く使われています。
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