借金を抱えている方にとって、「返済期日」がいつかという事は、とても重要な問題です。
クレジットカードやカードローンを利用している場合、「返済期日」は毎月やってくるものです。
「返済期日」は、各金融業者が指定してきたり、利用者が選択できたりしますが、大抵の場合、「毎月27日で、土日祝日の場合は翌営業日」、などといった場合が多いのではないでしょうか。
このように、「返済期日」は、大抵の場合、毎月一定日でやってくるものです。
みなさんは、「35日サイクル」という言葉を、見聞きされたことがあるでしょうか。
返済期日には、毎月一定日以外に、「35日サイクル」の返済日というものがあります。
この方法は、借入をした日の翌日から数えて35日目が1回目の返済期日となりますが、それまででも返済することができ、その場合は、その返済した日の翌日から数えてさらに35日目が2回目の返済期日となります。
そして、3回目以降の返済期日はこれを繰り返していきます。
このように、返済日の翌日から数えて35日以内であれば、自分で自由に返済日を決めることができるので、利用者が、給与日や臨時収入を考慮した上で返済計画を立てることができるというメリットがあります。
このような返済期日のシステムは、金融業者側にも、当然メリットがあります。
毎月一定日の場合、一年間に訪れる返済期日の合計は12回です。
それに対して、「35日サイクル」の場合で、利用者が毎回35日目の返済期日に返済した場合、一年間に訪れる返済期日は10.4回となります。
この場合は、利用者にとっては負担が少ないというメリットとなりますが、金融業者側にとっては、その分、余分に利息を徴収できるというメリットとなるのです。
この、「35日サイクル」は、かつて消費者金融のATMがなく、返済を直接店舗で行っていた時代に、返済に訪れる利用客の集中を避けるために用いられていた方法でした。
最近では、この問題が生じる恐れもなくなったため、毎月一定日の返済期日が指定される場合がほとんどです。
しかし、金融業者によっては、「35日サイクル」の返済期日を利用できる所もあります。
借入の際には、利用できるかどうか、金融業者に確認してみてはいかがでしょうか。
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