最後にご説明するのが、「アドオン返済」という返済方式です。
この返済方式は、最初に借りた元金と、完済までの期間を考慮して計算した利息(※アドオン率による計算)を合計し、返済回数で割ったものを毎月返済していく方式です。
分割手数料が、商品の現金価格に上乗せ(※アドオン【Add on】)されることに由来しています。
計算方法ですが、例えば、50万円を、アドオン率5%、返済回数10回で、借り入れたとします。
まず、総利息額は、50万円×5%=25,000円となります。
返済総額は、50万円+25,000円=525,000円です。
毎回あたりの返済額は、525,000円÷10回=52,500円となります。
とても簡単に計算できますね。
これまで説明してきた、「元利均等方式」等による返済方式は、毎月減っていく元金に基づいて利息を計算し、返済していくものでした。
それに対して、この「アドオン返済」は、最初の元金に基づいて利息を計算する点に、特徴があります。
そのため、「元利均等方式」等に比べて、支払う総利息額は多くなってしまいます。
また、返済途中で繰り上げ返済をしたとしても、支払利息の軽減効果があまりないというデメリットもあります。
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