クレジットカード会社等の「審査」に通らなかった場合、やはりその理由が気になります。
また、過去に「支払いの遅れ」が何度かあり、その回数などを自分で正確に把握できてない場合、どの程度の情報が信用情報機関に把握されているのか、非常に気になるものです。
そこで、自分の「信用情報」を確認するため、各信用情報機関に対して、自己の信用情報の開示を請求することができるようになっています。
その具体的な方法や、必要書類について解説したいと思います。
(1) 信用情報の開示手続きの方法
開示請求の方法には、各機関によって多少の差はありますが、大抵の場合、以下の方法が用意されています。
@インターネットによる手続き、A電話での手続き、B信用情報機関に直接出向いての手続き、C郵送による手続きです。
(2) 開示請求に必要となる書類等
■ 信用情報開示申込書
様式をダウンロードしたり、窓口で受け取ったり、電話で取り寄せたりすることができます。
■ 本人確認書類
運転免許証やパスポート、各種健康保険証、住民票等が本人確認書類として必要です。手続きの方法によっては、複数必要となる場合もあります。
■ 開示手数料
郵送で開示請求の手続きをする場合、定額小為替証書1,000円分が必要です。出向いて開示請求の手続きを行う場合は、500円で済む機関もあります。
※開示に必要となる書類等は、各機関で異なりますので、詳細は各機関のホームページ等で確認する必要があります。
※なお、代理人でも開示の請求ができますが、その場合は、代理人本人の本人確認書類と、委任状等が必要になりますので注意してください。
(3) 信用情報開示で知ることのできる情報とは
情報開示の手続きを行うと、「信用情報開示報告書」なるものが、機構から発行されます。当該報告書には、以下のような情報が記載されています。
■ 氏名と生年月日、電話番号等の個人を特定する情報
■ 現在に至るまでの、取引に関する情報として、借入総額、入金履歴等の情報
■ 事故情報等として、遅延情報や、債務整理手続きの有無についての情報
※開示された情報の中に、身に覚えのない情報があったり、事実と異なる情報が記載されている場合、開示手続きを行った信用情報機関に対して、「調査確認依頼」をすることができます。
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