
数年前、いわゆるヤミ金による違法な金利による貸付けや取立てが、深刻な社会問題となりました。

ヤミ金による貸付の現状や取立ての実態などを、メディアを通じて目の当たりにされ、憤りを感じられた方も少なくないでしょう。

そして、残念なことに、ヤミ金による取立てを苦に、自殺をする方が出てしまう事態にまで至りました。

このような深刻な事態を受け、貸金業規制法および出資法がそれぞれ改正され、違法な貸付けや、取立てに対する取締りが強化されました。

このような対策が功を奏し、現在ではいわゆるヤミ金による被害は影を潜めつつあります。
しかし、ヤミ金による被害が完全になくなったわけではありません。むしろ、ヤミ金はその姿を変え、また勢力を広げつつあります。

例えば、最近では、「ソフト闇金」とか、「優しい闇金」なるものの存在が取り沙汰されています。

2010年に総量規制制度(※借入総額が、年収の3分の1までに制限される制度)が導入されたこと伴い、この「ソフト闇金」が暗躍を始めるであろうとの予測がなされていましたが、現実のものとなった形です。

「ソフト闇金」は、厳しい取立ては絶対にしないものの、違法な金利での貸し付けを繰り返し、その被害者を増やしつつあります。

厳しい取立てがなされないので、被害者は被害感情がなく、警察や弁護士の所に駆け込まれることもないので、被害の実態は不明なままです。そして、当然ながら無登録で営業しているため、その営業実態の把握も困難なようです。

いずれ、被害の実態が明らかになり、対策が講じられることになるとは思われますが、そのような被害に会わないためにも、基本的には自己防衛が必要です。

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