
借金を抱えている方が、どこかに相談しようとした場合、その内容は、以下の3つのどれかになろうかと思います。

@ 借金をゼロにして、人生の再スタートをきる。
この場合、自己破産の手続をすることになります。
ただし、自己破産をした場合、いくつかのデメリットがあります。

その中の主なものとして、自分の財産(自宅、土地、車等)を失う、個人信用情報機関に破産者として登録される、官報に載る、転居や旅行が制限される、一定期間なれない職業がある、などでしょうか。

A 現時点で抱えている借金を減らして、毎月の返済額を、返済可能な額にする。
この場合、任意整理手続か、個人再生の手続をすることになります。

いずれも、債務を減額し、返済可能にしていく手続です。
両者の違いは、任意整理は、弁護士等に債権者と直接交渉してもらい、債務の減額を目指すのに対し、個人再生は、裁判所を利用する手続です。
一般的に、個人再生の方が、手続に時間がかかる、官報に掲載されるなど、デメリットが多いと言えます。
B 過払い金があると思われるので、それを取り戻したい。
この場合は、弁護士等に依頼し、これまでに返しすぎた金額を計算してもらい、その額の返還を請求していくことになります。

仮に、相手が返還に応じない場合は、返還請求訴訟を起こすことになります。
ちなみに、返還交渉は、個人でもできますが、個人ではなかなか業者に相手にされないことも多いようなので、専門家に頼むほうが解決しやすいでしょう。
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